ホップを育ててみる その⑨ ~2年目ホップの収穫高~
6月始めから、ホップの毬花が実をつけはじめたので、早めの収穫をしました。
去年はベランダと実家の庭の二つで育ててたんですが、
今回ホップの毬花をたくさんつけた株は、地植え2年目の株。
手間暇かけたベランダ株に比べて、割とほったらかしてた地植え株が
こんなガンガン育つとか、なんとなく釈然としませんが。
一番収穫できたのは信州早生
おお~結構毬花がなってます。国産品種の信州早生。
やっぱ日本の気候に合ってる品種なんですね。一番実がなってます。
2階まで伸びた信州早生 |
ホップの苗を植えて1年目だった去年は、10個ぐらいしか収穫できなかったけど
今回は取れ高大です。うれしい。
信州早生の毬花 |
2番目はアメリカのカスケード
次に収穫が多かったのがアメリカ出身、みんな大好きカスケード。
大きさが一番でかくて、結構縦長に育ちました。
宇宙ブルーイングのホップステップキャンプで見たやつはさらに長かったなー。
カスケードの毬花 |
3番目は英国ノーブルホップのファッグル
イギリス品種のノーブルホップのひとつ、ファッグルにも毬花が。
信州早生ほどではないですが、しっかり実がなってます。
ファッグルの毬花 |
ちなみにその他のホップ(センテニアル、CTZ、チヌーク、チャレンジャー)は
毬花は出ていませんでした。残念。
まあ今年植え替えした元ベランダホップなので、
まだ地植えに慣れていないのかも。
ちなみにベランダ1年目にかかっていたうどん粉病なんかは
すっかり治っていました。そこはよかった。
地植え1年目のCTZ |
そして1年目枯れ果て寸前だった2年目のチャレンジャーは
見事復活を果たし、小さいながらもちゃんと葉っぱを出していました。
やったぜチャレンジャー!
コイツだけはこまめに木酢液を吹きかけておいたからかも。
2年目で復活を遂げたチャレンジャー |
~そして収穫へ~
そしていよいよ収穫へ。農園とかだとツルごと切るそうですが、
ギリ手で取れそうだったので、ハシゴで手摘みすることにしました。
ちなみに各ホップの拡大の図。
順番に信州早生、ファッグル、カスケードです。
ファッグルは丸くて、カスケードは縦長ですね。
信州早生、ファッグル、カスケードのフレッシュホップ |
大きくなっているものを選びつつ、なんとか摘み取りました。
まだ小さい毬花もあったんで、もうちょっとたてばまた収穫できそうです。
たくさんのフレッシュホップ |
ちなみに、こんなモンスターホップも発見。
でかいし、ホップ自体からもつるが伸びてて、なんかすごいことになってました。
面白いけど、こいつは跳ね出しておこう・・。
おばけホップ |
その後収穫したホップは新聞紙に広げて、変色してるものをはね出したり、
小さい虫とかくっついてる時あるので、取り除いたりしました。
収穫後のフレッシュホップ |
そしてこのフレッシュホップの使い道と保存方法なんですが。
保存方法は、今年はホップ自家栽培の先人に聞いた方法で保存しました。
詳しくは長くなったので、続きにて。
<< [その⑧ ~ホップの挿し木~] [その⑩ ~保存方法と使い道~] >>
ホップを育ててみる その① ~入手経路一覧~
ホップを育ててみる その② ~鉢植え~
ホップを育ててみる その③ ~誘引~
ホップを育ててみる その④ ~虫と病気対策スプレー~
ホップを育ててみる その⑥ ~毬花とルプリン~
ホップを育ててみる その⑦ ~2年目ホップの新芽と植え替え~
ホップを育ててみる その⑧ ~ホップの枝が折れたので挿し木してみる~
ホップを育ててみる その⑨ ~2年目ホップの収穫高~
ホップを育ててみる その⑩ ~ホップの保存方法と使い道~